MSの症状
排尿および排便の障害について
排尿障害

MS患者さんの多くは排尿障害があり、ときにはMS(多発性硬化症)の初期症状であることもあります。
また排尿障害の原因は様々で、疲労や医薬品、または疾患の発症などがあります。症状は突然の排尿切迫感(トイレが我慢できない状態)、頻尿(トイレの回数が多い)、失禁(尿もれ)、夜間の頻尿、残尿感、排尿困難などです。以下のような対策を行うことにより、症状をうまく管理することができます。

  • 投薬
  • 間欠的自己導尿(ときどき尿道に管を入れ、尿を出す方法)する
  • 膀胱周囲の筋肉を強くする運動
  • 寝る前の水分摂取を控える
排便障害
MS患者さんに最も多い排便障害は便秘です。食事中の食物繊維の量と水分の摂取量を増やすようにしましょう。必要ならば塩類下剤(便を柔らかくするお薬)と緩下剤を併用して管理することができます。
参考テキスト
  • Barnes D. Multiple Sclerosis. Questions and Answers. Merit Publishing International 2000. Pp. 125. Holland N. Bladder Management in Multiple Sclerosis. MS Management 1994, 1(2).