MSの診断
EDSSの特徴

MSの症状は変化することが多く、EDSSの評価は複雑です。EDSSスコアは線形ではないため、スコアを比較するときには注意が必要です。また、スコア間の差は同じではありません。 たとえばスコア6の症状は、スコア3の2倍悪いということではありません。


MSと診断されてから長年の間、MS患者さんの多くは症状にほとんど変化がありません。しかしこの間にも、EDSSの低値のスコア2、3の間を進行していることがあります。EDSSの低値の部分は小さな変化に非常に敏感であるためです。この特徴のためMSの早期段階で疾患活動度が大きいといった誤った印象を与えます。運動能に対する影響の意味合いが大きいのは、高値のスコアであるときです。低値のEDSSスコアをかなり早く進んでいっても不必要に悩むことはありません。