MSの診断
運動機能の検査
運動機能の障害を調べるために、患者さんの歩き方と歩くことのできる距離を調べます。他には歩行に補助が必要であるかどうか、必要な補助はどのようなものか(例:杖など)、補助の使用時間(例:ときどきまたはいつも)があります。

他の検査としては運動反射検査があります。

運動反射検査には次の様なものがあります。
  • ・膝蓋腱反射検査
  • ・三頭筋反射検査
  • ・足底反射検査

この他にも様々な検査が行われる場合があります。
膝蓋腱反射および三頭筋反射検査
膝蓋腱および三頭筋反射検査では、腱反射の亢進や低下と、右半身と左半身での反応の違いを調べます。これらは中枢神経系の障害を示唆することがあります。

三頭筋反射検査:腕の外側、肘のすぐ上の部分をたたきます。通常は前腕が伸びます。
足底反射検査
足底反応検査では、足の外側下面をこすったときの正常な反応として足の親指が下向きに屈曲します。親指が上向きに曲がったならば「バビンスキー反応陽性」として知られる異常な状態であり、多くは中枢神経系の障害の徴候です。

足底反応検査:医師が片手で足を持ち、何かとがったもの(例:鍵)を足の外側に沿ってつま先に向け動かします。正常では足の親指が下向きに曲がります。

反射の検査では、体の左右での反射の違いについても調べます。