よくある質問
MSは仕事や学校に対する影響がありますか?
MS(多発性硬化症)は患者さん個々によって症状や経過が違う疾患です。MSと診断された患者さんすべてに当てはまるような一般的な答えを出すことは困難です。それぞれの患者さんが受ける影響は異なり、また様々な重症度や症状を呈します。仕事や学校にどの程度影響するのかは、症状(障害の重症度)により異なります。障害が長期間に及ぶ可能性を重視することよりも、MS患者さんが長年に渡って問題なく生活を送ることができるという事実を重視しなければなりません。

通常、良性型MSや症状が軽度で目立たない患者さんは、おそらく普通の仕事や学校生活を続けていけるでしょう。疲労が問題となる場合には、日中に規則的な休憩時間をとる必要があるかもしれません。

再発寛解型MSの患者さんやある水準の障害を発現した人は、仕事と学校の長期的・短期的な計画について見直しが必要となることがあります。現状(身体的、社会的、認知的)の把握をしなければなりません。MS患者さんは学校(教育施設)と協力し、現状の問題が解決されるように相談しましょう。

MSであることを伝えるかどうかは、個人的な問題です。眼に見える症状がなければ、MSの診断を伝えなければならない理由はありません。